競技と仕事で地元新潟に貢献しながら国体出場を目指す
プロフィール
選手名 | 村井 巧(むらい たくみ) |
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競技名 | フィールドホッケー |
所属企業 | 株式会社新潟放送(BSN) |
入社時期 | 2022年4月 |
生年 | 2000年 |
出身地 | 新潟県新潟市 |
出身校 | 天理高等学校、明治大学 |
活動拠点 | 新潟市 |
所属チーム名/ポジション | 新潟CREA(くりえ)/FW |
これまでの戦績
高校
2017全国高校選抜ホッケー大会(春の選抜) 優勝
2017全国高校ホッケー選手権大会(インターハイ) 優勝
大学
2020関東学生ホッケー秋季リーグ(関東リーグ) 優勝
2020全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ) 3位
インタビュー
Q1:普段のスケジュールを簡単に教えてください
平日月曜日から金曜日は、10時半から18時半まで勤務しています。毎週水曜日は、夜の19時から2時間、チームの練習に参加しています。休日の活動がメインで、チーム練習や高校生との練習試合、ジュニアチームの指導をしています。仕事の都合で練習に参加できない時は、自主練習やトレーニングをしています。
Q2:所属している会社の事業と、仕事内容を教えてください
当社は、新潟市にあるテレビ局です。新潟県内を放送対象とし、テレビ・ラジオの兼営で県民に情報を発信しています。私は報道部に所属していて、記者として平日の夕方のニュースを制作しています。毎日カメラマンと二人一組で県内各地に駆け付け、新鮮でホットな話題を取材し、アナウンサーが読む原稿を書いています。県民により分かりやすく正確な情報を届けることを目標にしています。
Q3:会社からの競技面のサポートなどはありますか?
競技人口が少ない競技で、県外での大会・遠征が多くあります。まとまった休みでも調整してくれるため基本的に参加できますし、「大会頑張ってきてね」と快く送り出してくれ、ありがたく思っています。
Q4:社会人アスリートというキャリアを選んだ理由を教えてください
アスリートとしての競技も、社会人としての仕事もどちらも諦めたくありませんでした。
私の地元でもあり、フィールドホッケーに出会った新潟で競技・仕事の両面で貢献したいと思い、Uターンでの社会人アスリートというキャリアを決めました。大学時代から国体予選などで今のチームには参加していて、そこで感じたチームの雰囲気や競技に向かう姿勢も私の背中を押してくれました。
Q5:仕事と競技それぞれで大切にしていることはありますか?
仕事と競技、どちらでも「コミュニケーション」を大切にしています。
私の仕事はひとりで完結するものはなく、取材先の人が受け入れてくれてこそ成立するものがほとんどで、良い印象も悪い印象を与えるも私の言葉ひとつで決まると考えています。また競技もチームスポーツのためコミュニケーションは欠かせません。選手一人一人が良いパフォーマンスをできるような雰囲気を作れるよう積極的にコミュニケーションを取っています。
Q6:今後の仕事・競技の目標を教えてください
仕事では、県内の最前線で情報を扱う記者として、スピード感を持ち正確に、様々な表情を取材していきたいです。競技は国体出場を目指して、日々、練習を重ねていきたいと思います。仕事と競技を両立しつつ、互いに高めあうような姿勢で挑戦し続けたいと考えています。
Q7:社会人アスリートを目指す方へメッセージをお願いします
現在、私は国体出場を目指しながら、新潟県のフィールドホッケーの普及と発展のための活動をしています。競技と仕事、どちらかを諦めなければということはないと思います。一緒に新潟県のホッケーを盛り上げていきましょう!