カヌースラローム競技への理解を高めて業界に貢献したい

プロフィール

これまでの戦績

高校

2010年NHK杯　8位

大学

2012年岐阜国体/25ゲート　2位
2014年長崎国体/25ゲート　2位
2014年ICF U-23世界選手権　15位

社会人

2019年カヌースラロームジャパンカップ・キョクヨーシリーズ第2戦　2位
2019年カヌースラロームジャパンカップ・キョクヨーシリーズ第4戦　3位
2019年カヌースラロームジャパンカップ・キョクヨーシリーズ第5戦　1位
2019年カヌースラロームジャパンカップ　最終ランキング3位

インタビュー

Q1：普段のスケジュールを簡単に教えてください

月曜日から金曜日まで、定時（8時30分～17時30分）勤務をしています。
私は現役での競技生活は引退していますので、稀に出場する大会があれば、出社前や、休日(土日)に練習をするといった感じです。
ほとんどが本社での内勤ですが、時々出張があります。

Q2：所属している会社の事業と、仕事内容を教えてください

パール金属株式会社ではハウスウエアとアウトドア用品の製造、販売を行っており、私の所属部署はアウトドア事業部、企画開発室で、主にカヌー関連品の担当をしています。
弊社のブランド「CAPTAIN STAG」という鹿のマークがついたBBQグリルやチェアなどは、スポーツ観戦、キャンプ、行楽など様々な場面で見たことがある方が多くいらっしゃることと思います。
主な仕事内容としては、製品の開発や在庫管理になります。
良い製品をスムーズに供給できるよう、日々業務を行っております。

Q3：会社からの競技面のサポートなどはありますか？

社名を出して大会へ出場する際は、販促業務の一環として通常業務を融通してもらう事があります。
試合自体は土日でも、公式練習は平日にあるので、非常に助かります。
国体の出場前は社内でも声援を頂き、とても心強かったです。

Q4：社会人アスリートというキャリアを選んだ理由を教えてください

東京オリンピックの選考レースで負けた事がきっかけで、現役の引退を決めました。
セカンドキャリアでは間接的に競技と付き合い、お世話になったシーンに貢献したいという気持ちがありました。
現在は大会のデモランや解説を引き受ける事が多いです。
現役選手のようにフルパートを漕ぎ、タイムを出すことはできませんが、
区間を区切って行うデモランや、知識が必要な解説であれば、自分の経験を活かすことができるので、
これもまた社会人アスリートの一つの形だと思っています。

Q5：引退後のキャリアはどのように考えていますか？

私は第一線の選手としては引退したので、今は選手の間にはできなかった社会経験をより多く積み、お世話になった業界に少しでも貢献できればと考えております。

Q6：今後の仕事・競技の目標を教えてください

仕事での目標は、売上向上が一番です。
そのために必要なスキルや経験をたくさん吸収していきたいです。
競技面では、技術や戦術に注目し、カヌースラローム競技への理解をさらに高めたいです。

Q7：社会人アスリートを目指す方へメッセージをお願いします

競技や仕事に対する向き合い方は様々なので、それぞれ自分にあった形があると思います。
良い環境を見つけて、スポーツを盛り上げていきましょう！