新潟県の女子ラグビーの普及と発展を目指して活動する

プロフィール

選手名 伊藤 千晶
競技名 ラグビーフットボール
所属企業 株式会社ミタカ
入社時期 2019年4月
生年 1991年
出身地 新潟県新潟市
出身校 新潟県立巻高等学校
活動拠点 新潟市
所属チーム名/ポジション 新潟ゆきつばき/プロップ・フッカー

これまでの戦績

社会人

第37回北信越国民体育大会(ラグビーフットボール競技) 優勝
第39回北信越国民体育大会(ラグビーフットボール競技) 優勝
第42回北信越国民体育大会(ラグビーフットボール競技) 優勝
第43回北信越国民体育大会(ラグビーフットボール競技) 優勝
第77回国民体育大会(ラグビーフットボール競技) 7位入賞(新潟県代表)

インタビュー

Q1:普段のスケジュールを簡単に教えてください

平日の月曜日から金曜日は、8:30から17:30まで8時間勤務をしています。週に2日は、夜の19時から2時間チームの練習に参加しています。休日はチーム練習をしたり、県内のジュニアクラブの中学生や高校生の女子と普及のため一緒にチーム練習したり、大会前は社会人男子チームと一緒に強化練習したりしています。

Q2:所属している会社の事業と、仕事内容を教えてください

当社は、冷凍冷蔵、空調、厨房、電気、エコエネルギー設備に関わる調査、企画、設計、施工、メンテナンス業務を行っています。私は保守担当として下越地域にあるコンビニエンスストアの冷凍設備や空調設備の保守点検を行っています。日々お客様に快適に利用していただけることを目指しています。

Q3:会社からの競技面のサポートなどはありますか?

基本は8時30分から17時30分勤務です。練習の時間を確保できるように残業などはあまりないように調整してもらっています。普段からチーム単位で組んで仕事をしているので、大会でまとまった休みをとるときも、引継ぎがスムーズにおこなえますし、あたたかい応援の言葉とともに送り出してくれるのでありがたく思っています。

Q4:社会人アスリートというキャリアを選んだ理由を教えてください

競技ピークが過ぎ、引退した後の人生も見据えて、社会人としての経験を積みたいと考えました。そのため、社会人アスリートというキャリアを選びました。
また、ラグビーの女子人口はいまだ少なく、大学や大学院までで引退する人も多いです。国民体育大会やワールドカップに正式種目となった日も浅く、競技を続けてどうするか、やめてどうするか、将来のことで悩むアスリートも少なくありません。後続のアスリートの選択肢の一つとして自分を提示できればと思いました。

Q5:仕事と競技それぞれで大切にしていることはありますか?

仕事ではお客様が設備に対する気づきや疑問に答えられるようにコミュニケーションも大切にしつつ、丁寧かつ迅速に保守点検を行えるように心がけています。
競技では自分が上達することでプレイ技術を感覚的にも技術的にもチームメイトに共有しやすくなるように、練習の目的や試合にどうつながるかということを意識しています。

Q6:今後の仕事・競技の目標を教えてください

仕事では、お客様が安心して設備を利用していただけるように、丁寧な保守点検を行い、また気軽に設備について訪ねていただけるヒアリング力を磨きつつ、スピーディに点検を行えるようになりたいです。
競技では国民体育大会入賞を目指して、日々、練習を重ねていきたいと思っています。仕事と競技を両立しつつ、互いに高めあうような姿勢で挑戦し続けたいと思います。

Q7:社会人アスリートを目指す方へメッセージをお願いします

現在、私は国体入賞を目指しながら新潟県の女子ラグビーの普及と発展のための活動をしています。時代を担う中学生ラグビーの指導・育成をし、また私自身も競技力向上を目指し、新潟県のラグビーをもっと盛り上げて行きたいと思います。
一緒に新潟県のラグビーを盛り上げていきましょう!